ねずみのフレデリックって??

フレデリックとは

皆さんねずみのフレデリックってご存知ですか。
このブログを見ていただいている方は、皆さんねずみのフレデリックのことはご存知かもしれませんが、紹介させていただきます。

【ねずみのフレデリック】
フレデリックとは、オランダ生まれの「レオ・レオニ」という方が書いた『フレデリック-ちょっとかわったねずみのはなし』という絵本に出てくるねずみのキャラクターです。


『フレデリック-ちょっとかわったねずみのはなし』は1969年に誕生し、1999年にレオ・レオニが亡くなるまで続きました。


レオ・レオニの他の作品には、『アレクサンダとぜんまいねずみ』や『スイミー』などお子様だったら一度は手に取ったことがあるかと思います。

★フレデリック-ちょっとかわったねずみのはなしネタバレ(注意!)

少しだけ『フレデリック-ちょっとかわったねずみのはなし』のネタバレをしてしまいますが、ぱっと最初だけ読んだ感じは、日本人なら誰でも知っている、「アリとキリギリス」の様なお話です。

ですが、備えあれば憂いなしといった、働きものは報われる様な道徳的な感じは微塵もありません。
仲間がせっせと働いている間もおひさまを眺めぼーっとする、冬になったらなにげない顔でみんなと一緒に食料を食べ、いざ食料がつきつつある中でも、深刻に受け止めることはありません。働く・怠けるといった概念だけでは語れない、おひさまのきれいな光、自然から感じられた言葉をみんなに語ってあげることで、仲間の心を暖かくしてあげるといったお話です。(若干主観が入っていますが。)

それほど日本人の民族性に解釈を合わせていないので、お子様にも読む子によってどう感じたかを聞いてみるには面白い絵本となっています。

そんなフレデリックですが、日本語訳された絵本もそうですが、ぬいぐるみやパスケース、タオルや文具など多数のグッズが発売されています。

半目のおめめに可愛らしいボディがとっても癒しを与えてくれるキャラクターです。
※半目の理由は、作中でも出てくる太陽の光を思い出しているためと言われている方もします。

そんなフレデリックの魅力を少しでも多くの方に知ってもらえればうれしいです。

これから少しずつですが、フレデリックの魅力や最新グッズ情報、イベント情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

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作・絵:レオ・レオニ、訳:谷川 俊太郎、出版社: 好学社

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